金利と政策 2023 2 25
アメリカからのニュースでは、
インフレの原因として、
労働市場の逼迫が伝えられます。
そのため利上げをする必要があるという。
しかし、みんなが疑問に思うのは、
利上げをすると、
なぜ労働市場が改善するのかということでしょう。
これは中央銀行の説明不足でしょう。
求人が多くて応募者が少ないから、
労働市場が逼迫しています。
中央銀行が利上げすることによって、
「人工的な不景気」を作ります。
不景気になれば求人が減少します。
これで労働市場の逼迫は改善されます。
しかしながら、このような対応は、
次善の策であると思います。
本来であれば、政治が動いて、
労働者が積極的に労働市場に参加するような政策を
作るべきだと思います。
聞くところによると、
労働者が労働市場に戻っていないという。
特にシニア労働者が多いと聞きます。
政府や議会は、労働者が労働市場に戻るように、
働きやすい労働環境を作っていくべきでしょう。